ブログのアクセスが伸びない5つの理由と解決策【実例付】

ブログのアクセスが伸びない理由と解決策【実例付】

ブログを頑張って書いているけど、まったくアクセスが伸びないよ。。。

副業Webライター

ブログ歴5年以上の副業Webライターが解説していきます。

せっかく頑張ってブログを書いても、アクセスが伸びないままだとやる気を失ってしまいますよね。

この記事では、ブログのアクセスが伸びない理由と、解決策を書いていきます。

ブログの悩みをチャットで相談する

目次

ブログのアクセスが伸びない5つの理由

ブログのアクセスが伸びない理由は5つあります。

  • ブログを立ち上げて間もないから
  • 市場のニーズがない記事を書いているから
  • 読者の悩みを正しく理解できていないから
  • オリジナリティのない記事を書いているから
  • 記事数が少ないから

アクセスを増やすためには検索エンジンから評価されることは不可欠ですが、上の5つはいずれも検索エンジンの評価に関連することばかりです。

それぞれ詳細を解説していきます。

ブログを立ち上げて間もないから

大前提として、ブログを立ち上げて間もない頃はアクセスが集まりません。

Googleが新しいブログを認知して評価を下すのに、最低でも3ヶ月、長いと半年はかかるからです。

ですので、最初のうちは、どれだけ頑張っても大きなアクセスは集まりません。

ベテランのブロガーが新規ブログを作るときも、最初の数ヶ月でアクセスが伸びることは期待しておらず、半年から1年くらいかけてじっくりと育てるつもりでブログを作っていきます。

市場のニーズがない記事を書いているから

ブログをある程度長く運営しているのに、アクセスが伸びないのであれば、市場のニーズが乏しい記事を書いているのかもしれません。

よくある失敗が、「誰の」「どのような悩み」を解決するか明確でない記事を書いているケースです。

典型的な例が、「今日は●●のテーマーパークに行ってきました。こんなところがよかったです。」みたいな日記に近い記事です。

これだと、誰の悩み解決になっているか不明確なので、記事を作っても誰も読みに来てくれません。

ブログは、誰かの悩みを解決するための記事を書いて、はじめてアクセスを集められるようになるのです。

読者の悩みを正しく理解できていないから

ニーズのあるところで記事を書いているものの、読者の悩みを正しく理解できていないと、読者には読んでもらえません。

たとえば、ブラックな職場で悩んでいる人に対して、「今すぐ転職しましょう!」と言ってもなかなかうまくいきません。

読者からすると「私の悩みはそうじゃない」とか「他に解決策はないの?」と言いたくなってしまうからです。

読者の悩みに沿って記事が書かれていないと、「読者からも評価されない ⇒ Googleにも評価されない」となって、アクセスが集まらなくなってしまいます。

オリジナリティのない記事を書いているから

読者の悩みを正しく理解できていても、読者が価値を感じない記事ではアクセスが伸びません。

たとえば、ブラックな職場で悩んでいる人に対して、さまざまな悩みの理由や、解決策の選択肢を提示して、読者が満足できる構成にできたとしましょう。

そこで書かれている内容が、「どこかで書かれていることばかりだな」とか「結局、この人のオリジナリティは?」などと思われると、読者に価値を感じてもらえません。

他のブログを参考にするのはよいですが、その中に自分なりのオリジナリティを出せないと、読者からもGoogleからも他の記事と同じと評価されて、アクセスを集めれないブログになってしまいます。

記事数が少ないから

ニーズを捉えて、オリジナリティのある記事を書いていても、記事数が少ないと検索エンジンから評価されません。

ここでいう記事数とは、ブログ全体の記事数ではなく関連する記事の数のことです。

最近の検索エンジンは、1記事だけで検索上位に上げるのが難しく、関連する複数の記事で読者の悩み解決できていることを好む傾向にあります。

関連記事は最低でも3~4記事、ジャンルによっては10記事くらい作る必要があります。

ブログのアクセスを伸ばすのに必要な6つのこと

ブログのアクセスを伸ばすためには、以下のことが重要になってきます。

  • 需要のあるキーワードを選定する
  • 競合が強いキーワードを避ける
  • 複数の記事で悩みを解決する
  • キーワードツールに出てこないキーワードを狙う
  • トレンド記事を書く
  • 被リンクをもらう

それぞれ詳細を見ていきましょう。

需要のあるキーワードを選定する

検索エンジンからのアクセスを増やすなら、需要のあるキーワードを選定する必要があります。

需要のないキーワードを狙っていても、誰も検索してくれないからです。

ですので、ブログ記事で狙うキーワードを選定するときは、必ずそのキーワードで検索する人がいることを確認しましょう。

キーワードの需要を調べるには、ツールが有効です。

たとえば、ラッコキーワードUbersuggestなどを使えば、キーワードに需要があるどうかを簡単に調べられます。

さらにキーワードを選定したら、その検索意図を考えることも大事です。

ブログ記事の検索意図は4種類【調べ方は5つ】

競合が強いキーワードを避ける

競合が強いキーワードを避けることも大事です。

いくら需要があるからといって、競合が強いキーワードを狙っても、初心者の個人ブログで上位をとるのは難しいからです。

たとえば、「転職サイト おすすめ」というキーワードは、確実に需要があり、かつ高収益を狙えるキーワードですが、初心者が上位をとれるキーワードではありません。

個人ブログでも戦えるかを判断するには、検索結果を見るのがわかりすいです。

個人ブログでも戦えるキーワードには、以下の特徴があるからです。

  • 検索上位に個人ブログが多い
  • 検索上位に企業ブログが少ない(運営者情報を見て判断する)
  • 検索上位にYahoo!知恵袋がある(ニーズを満たせるブログが少ないと判断できるから)

記事を書く前に、必ず狙うキーワードをGoogleの検索窓に入れて検索結果を確認するようにしましょう。

複数の記事で悩みを解決する

先ほども書いたとおり、最近のGoogleは、1記事で読者の悩みをすべて解決するよりも、複数の関連記事で網羅的に解決できるブログを好む傾向にあります。

そのため、読者の悩みを複数の悩みに分解した上で、それぞれの悩み解決について書いた記事をお互いに内部リンクすることが有効です。

また、商品のランキング記事でも、ランキング記事には概要だけを書いて、詳細は個別のレビュー記事で書いて内部リンクするのが有効です。

図にすると、以下のようなイメージになります。

アフィリエイトサイトの構想例

1つのテーマ・ジャンルを決めたら、複数の記事を作って、関連記事として内部リンクでつなげるようにしましょう。

キーワードツールに出てこないキーワードを狙う

キーワードツールはアクセスアップに重要ではあるものの、競合も同じようにキーワードツールを見ています。

ですので、キーワードツールばかりを見ていると、競合と狙うキーワードが重なってしまい、弱小ブログのうちは検索上位に上げられないこともあります。

そこで、キーワードツールに出てこないキーワードも意図的に狙ってみましょう。

キーワードツールに出てこないキーワードであれば、誰も知らない自分だけのキーワードになるので、検索上位を独占できます。

実際にキーワードツールに出てこないキーワードで上位に入った例を紹介します。

以下の表はその記事のサーチコンソールのデータです。

サーチコンソールのデータ
あるブログ記事のサーチコンソールデータ

この記事は、主要ワードで長らく1位を独占して月間1,600PVを集めています。

この記事自体では大きな収益を生み出していませんが、ブログの露出度が上がり、ドメインパワーを上げるのに役立っていると考えられます。

ツールを見ないで、どうやってキーワードを探せるの?

副業Webライター

ツールにはないキーワードを探すコツは、以下のとおりです。

  • 自分が困ったときに検索窓に入れた言葉
  • ツイッターなどのSNSで言われている言葉や、ハッシュタグに使われている言葉
  • 雑誌や本などで出てきた言葉

トレンド記事を書く

トレンド記事を書くこともアクセスを増やす効果があります。

トレンドになる前の記事供給量が少ないうちに記事を仕込んでおくことで、トレンドが発生したときに、簡単に上位表示してアクセスを呼び込めるからです。

以下のグラフは、あるイベントの2ヶ月前に記事を仕込んで、イベント発生と同時にアクセスが爆発した記事です。

サーチコンソールのデータ
あるブログのサーチコンソールのデータ

トレンド狙いは、疲れるだけとも聞くけど。。。

副業Webライター

トレンドばかりを狙うブログ運営はおすすめしませんが、たまにトレンド記事を書いてアクセスを増やすのはアリですよ。

トレンド記事があたると、「検索上位に表示される ⇒アクセスが増える ⇒被リンクがつく ⇒アクセスが増える…」という好循環を生み出せます。

なお、トレンド記事で疲弊せずに、効率的に収益化する方法を以下の記事に書いているので、あわせてご覧ください。

note(ノート)
トレンド記事で収益化するなら【◯◯が◯◯するときを狙え】|副業Webライター ブログをやっていると、こんな悩みがありますよね? 「ブログに何を書けばいいのかわからない」 「ブログのアクセスを全然増やせない」 実際に「記事ネタがない」、「...

被リンクをもらう

被リンクをもらうのは昔からの王道ですが、現代でも効果はあります。

被リンクをもらうには、どうすればよいの?

副業Webライター

被リンクをもらいやすい記事には以下の特徴があるので、意識して記事を書いてみるとよいでしょう。

  • 一次情報を詳細に書く
  • 他が書いていない困りごと解決につながる記事を書く

他にも相互リンクをお願いするという方法もあります。

ある記事の関連記事で相互リンクをしたところ、その記事の検索順位が伸びた事例もありました。

サーチコンソールのデータ
あるブログのサーチコンソールのデータ

この記事が上位に上がった理由が相互リンクだけかはわかりませんが、外部からリンクを獲得することが検索エンジンに評価される要素であることは間違いありません。

開設半年で2万PVにしたブログ【実例】

ここからは2021年7月に立ち上げたブログで、アクセスアップのためにやったことを書いていきます。

サーチコンソールのデータは、以下のとおりです。

あるブログのサーチコンソールのデータ
あるブログのサーチコンソールのデータ

このブログの現在のPVは月に約2万PVです。(以下アナリティクスのデータです)

アナリティクスのデータ
あるブログのアナリティクスのデータ

このブログでやったことは、以下のことです。

  1. 立ち上げ前に30記事分のキーワードを選定した
  2. キーワードごとに検索意図を確認し、競合を分析して、記事の見出しを事前に作成した
  3. 開設から1ヶ月弱で30記事を書いて公開した
  4. 関連のある記事同士で内部リンクをつないだ
  5. キーワードの中には、競合の弱いものを入れて早期に検索上位に表示させた
  6. 早期に上位になったことで、SNSでも記事がシェアされた

このブログでは、先ほどアクセスアップの方法の中にあげた6つのうち、以下4つのことを実際にやっています。

  • 需要のあるキーワードを選定する ⇒ 開設前にキーワード選定をし、検索意図を確認した
  • 競合が強いキーワードを避ける ⇒ いくつかの記事では競合が強いキーワードを意図的に避けた
  • 複数の記事で悩みを解決する ⇒ 1カテゴリーで6~8記事を作って、複数の記事で悩み解決できるようにした
  • キーワードツールに出てこないキーワードを狙う ⇒ 意図的に1記事ニッチなキーワードを狙った

最後に書いたニッチなキーワードを狙った記事のアクセスの推移はこちらです。

サーチコンソールのデータ
あるブログ記事のサーチコンソールデータ

グラフを見るとわかるように、開設直後からアクセスを集めていることがわかります。

この記事は、月間で700PVを集めています。

ニッチなキーワードで700PVも集まる理由は、狙ったキーワード以外の類似キーワードでもアクセスを得ていて、ツールで調べたときよりも検索数が大きくなっているからです。

言い換えるとニッチなキーワードでも、周辺キーワードまで拾ってくることで、1記事で700PVくらいは集められるのです。

この記事が上位になったことで、早期にブログへのアクセスが集まり、他の記事の評価も徐々に高めていきました。

ブログのアクセスが伸びないことに関する【よくある質問】

「ブログのアクセスが伸びない」ことに関して、よくある質問をまとめました。

ブログのアクセスゼロはいつまで続きますか?

ブログのアクセス伸び始めるのは、早くて3ヶ月後、最長で1年後くらいです。もし、1年経ってもアクセスが伸びないなら、やり方を間違っている可能性があります。ジャンルやキーワードを見直す必要があるでしょう。

100記事書いてもアクセスが増えません。どうしたらよいでしょうか?

「まずは100記事書け」と言われるのは、ブログに慣れろという意味合いが大きく、100記事書けばアクセスが増えるわけではありません。アクセスを増やすためにはジャンル選定とキーワード選定を間違えないようにしましょう。関連記事:「ブログを100記事書け」に騙されるな!【100記事の本当の意味】

ブログのアクセスは急に増えると聞きますが、本当ですか?

検索エンジンに評価されて急に増えることもあれば、ゆっくり増えることもあります。一般的にはブログが検索エンジンから評価されるようになると、書いた記事がすぐに上位表示されるようになるので、記事を書けば書くほどアクセスは増えていきます。

検索エンジンを諦めて、SNSからの集客に振り切ってもよいですか?

ジャンルによってはSNSに振り切るのはアリです。ただし、SNSには更新を続けないと誰も見に来なくなる欠点があります。1度上位になると継続してアクセスを集めてくれる検索エンジンとは対照的です。

まとめ

以上、ブログでアクセスが伸びない理由と、解決策について解説してきました。

ブログでアクセスが伸びない理由は、以下5つです。

  • ブログを立ち上げて間もないから
  • 市場のニーズがない記事を書いているから
  • 読者の悩みを正しく理解できていないから
  • オリジナリティのない記事を書いているから
  • 記事数が少ないから

解決策は以下6つです。

  • 需要のあるキーワードを選定する
  • 競合が強いキーワードを避ける
  • 複数の記事で悩みを解決する
  • キーワードツールに出てこないキーワードを狙う
  • トレンド記事を書く
  • 被リンクをもらう

ブログ記事にはある程度書き方があるので、テンプレート化して書くことをおすすめします。

アフィリエイトの記事を書く場合は、以下の記事で紹介しているテンプレートをご覧ください。

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