一般人がブログをやる意味は?なんのためにやるの?

ブログ歴5年以上、これまで7つのブログを作ってきた副業Webライターが解説していきます。
「ブログを書いています」と言うと、「一般人がブログ書いて何するつもり?」と思われがちです。
しかし、そこには大きな誤解があります。
有名人でなくても、ブログをやる意味は少なくないからです。
この記事では、一般の人がブログをやる意味について、ブログ歴5年以上の経験から主観も交えて書いていきます。
ブログをやる意味
これまでのブログ経験を踏まえて、ブログをやる意味として以下5つのことがあると考えています。
- 収益を得るため
- 自分の考えを整理するため
- Webでの集客力を得るため
- Webで販売する力を身につけるため
- 人生を豊かにするため
実はこの5つ、私がブログを続けているうちに感じた順番でもあります。
それぞれ詳細を解説していきます。
収益を得るため
多くの人がブログのやる意味(=やる理由)として考えるのは、収益を得ることでしょう。
私も収益目的でブログを始めました。
もしブログが単なる趣味のツールでしかなければ、間違いなくやっていなかったでしょう。
ブログは他のビジネス(せどり、物販など)に比べると、難易度は低いですし、何より時間を融通が利くメリットもあります。
今でもブログで月5万円くらいの収入なら十分に実現可能なので、収益目的でブログを始めることは、決して間違いではないと思います。
自分の考えを整理するため
ブログを書いていると、自分の考えが整理整頓されて、理路整然と話をできるようになります。
私が最初に作ったのは、仕事や勉強で学んだことを中心に発信するブログでした。
最初は収益を得られない中でがむしゃらにやっていましたが、あるとき「ブログを書く=仕事の学びを整理して頭に定着させる」という図式になっていることに気づきました。
「人に理解してもらえるように書くことによって、自分も成長できる。」
この実感を持てたときに、「これなら仮に収益を得られなくてもブログの意味は十分にある」と感じられるようになりました。
このように自分を成長させるためのツールと考えることも、ブログをやる意味になるでしょう。
Webでの集客力を得るため
ブログを運営して収益を得るためには、検索エンジンで上位表示して集客できるようにする必要があります。
そのためブログを1年、2年と続けていると、狙うキーワードや検索エンジン対策を当たり前のように考えるようになります。
しかし、こうしたスキルは誰もが当たり前に持っているものではなく、むしろ持っていない人から見ればお金を出してでも買いたいスキルになのです。
実際に、私は独学でブログ運営を学んだ結果、今では企業からWeb集客のサポートをお願いされるまでになっています。
これからもさまざまな分野でWeb集客は発展していくので、そのスキルを身につけるという観点でもブログには意味があるといえるでしょう。
Webで販売する力を身につけるため
ブログで収益を得るためには、集客だけでなく物を売る力も必要です。
集客と同様にWebで物を販売するスキルも、そのスキルがない人から見れば希少です。
Webで集客して、物を販売できることができれば、他人もサポートできますし、自分で作った商品を売るときにも助けになります。
この点からもブログやることには、大きな意味があるといえます。
人生を豊かにするため
最後は精神論です。
しかし、わずかでもブログから収益を得て、自分の頭を整理できて、Webでの集客・販売スキルで他の人を助けられれば、人生がより豊かになるのは間違いありません。
事実、私も辛抱してやってきたからこそ、ブログを始める前には決してできなかったであろう仕事をできるようになっています。
「たかがブログ」と思うかもしれませんが、「されどブログ」です。
ブログをやるメリット・デメリット
ブログをやる意味は上記のとおりですが、もう少し実利的なブログのメリット・デメリットについて書いていきます。
まず、個人でブログをやるメリットとして、以下10個があります。
- 小さく始められる
- 失敗してもノーリスク
- 時間や場所の制約なく運営できる
- 文章力を身につけられる
- 論理思考力が高まる
- 自分のスキルや経験を他者の悩み解決につなげられる
- 副収入につなげられる
- Webマーケティングの知識を得られる
- セールスライティングのスキルを身につけられる
- ブログ運営の経験自体が価値になる
10個のメリットの中でも特に価値が高いのが、Webマーケティングのスキルと、セールスライティングのスキルです。
この2つは先ほど書いた「ブログをやる意味」にもつながります。
要するにブログは、ブログ自体が資産になるだけでなく、その運営を通じて運営スキルも資産にできるのです。
もちろんデメリットもあります。
- お金がかかる
- 収益化に時間がかかる
たしかに収益化に時間がかかるのはデメリットで、早い人でも3ヶ月くらい、時間がかかる人だと1年くらいかかる人もいます。
しかし収益が出ない間も、ライティングのスキルは積み上がっていくので、収益が出るまではWebライティングの副業で収入を得ることも可能です。
実際にブログで収益化できるまでの間に、ライティングの副業で収入を大きく伸ばしている人もいます。



ブログ自体の収益化には時間を要しますが、ブログのスキルは比較的早くお金に変換できますよ。
ブログで収益化する方法
ブログで収益化する方法は、以下5つです。
- アフィリエイト
- クリック報酬型広告(グーグルアドセンス)
- 純広告
- オリジナル商品の販売
- ライティング案件の受注
それぞれの仕組み、メリット・デメリットは、以下の記事をご覧ください。
この中で、初心者が最も取り組みやすいのは、アフィリエイト、クリック報酬型広告、ライティング案件の受注です。
アフィリエイトとは、広告主の製品やサービスを自分のブログで紹介して、ブログを通じて申し込みがあると報酬がもらえる仕組みのことです。
簡単にいうと、広告主に変わってブログで商品を販売する代理人のようなことをやります。
クリック報酬型広告とは、訪問者が広告をクリックした時点で報酬が発生するタイプの広告です。
アフィリエイトと似ていますが、アフィリエイトが商品を販売しないと成果がもらえない広告であるのに対して、クリック報酬型広告は広告がクリックされた時点で報酬になる広告です。
ブログの運営経験を生かして、ライティングスキルを売る方法もあります。
アフィリエイトやクリック報酬型広告は、成果を出すまで時間がかかるので、それまでにスキルを売ることでいち早く収益化できるようになります。
ブログに書くこと
ブログに書くことは、誰かの悩み解決です。
ブログを見にくる人は、何らかのニーズ(要望)があって訪れるので、そのニーズに答えられる記事を書く必要があります。
たとえば、「電動ドリルの使い方」を知りたい人に向けて記事を作るなら、電動ドリルの使い方に関する記事を書くのがよいでしょう。
ブロク記事を書くためのステップは、大きく分けると10個あります。
- 狙うキーワードを決める
- そのキーワードで検索するユーザーの意図を考える
- タイトルを仮決めする
- 見出しを決める
- 各見出しで使う材料を取材する
- 見出しに沿って執筆する
- 記事の内容に沿ってタイトルを修正する
- 図解をつける
- 記事に装飾を加える
- 画像を挿入する
こんなにもたくさんのこと、できないよ!



慣れないうちは大変ですけど、慣れると簡単にできるようになりますよ。
ブログ記事を書く手順の詳細は、以下の記事で解説しています。
ブログを始める手順
これなら、ブログをやってみる価値があるかも。



このように感じるなら、ブログを始めてみましょう。ブログは、大きな費用をかけずに開設できるのも魅力です。
ブログを開設するのに、必要なことは以下の7つです。
- ドメインを取得する
- レンタルサーバーを借りる
- ワードプレス(WordPress)をインストールする
- ワードプレステーマを導入する
- ASPに登録する
- ブログの提供価値と販売するものを決める
- 記事を執筆する
詳細の手順は、以下の記事をご覧ください。
ブログに関する【よくある質問】
ブログに関して、よくある質問をまとめました。
まとめ
以上、ブログをやる意味について解説しました。
私のブログ経験を踏まえると、ブログをやる意味は以下の5つだと思っています。
- 収益を得るため
- 自分の考えを整理するため
- Webでの集客力を得るため
- Webで販売する力を身につけるため
- 人生を豊かにするため
いろいろ書きましたが、最も重要なことは、ブログを書くのが楽しいと思えるかどうか?です。
情報発信をして、人の役に立って、それが収益につながる世界が楽しいと思えるなら、積極的にチャレンジすることをおすすめします。
今は、10分もあれば自分専用のブログ(ワードプレス)を立ち上げられる時代ですので。

