AIライター「Rytr」をブログで使えるか試してみた

ふるや

ブログ歴5年以上の副業Webライターです。

5年以上もブログをやっていると、書いた記事は結構な数になっています。

大まかにカウントすると1,000記事以上、文字数にして300万文字は超えていそうです。

副業とはいっても、ある程度は仕事と割り切ってやっているので、当たり前のように文字を書いていますが、やっぱりこんな心の声があることは否定できません。

文章作成を機械化できないだろうか?

校正作業の一部は、「文賢(ぶんけん)」というソフトに任せてラクできているので、文章作成も機械任せにできたらラクだなと常々思っています。

そこで文章を書く手間も軽減できる可能性を探るために、AIライターを試してみることにしました。

その名も「Rytr(ライター)」です。

この記事では、Rytrがどこまでブログに役立つかをレビューしていきます。

読みたい場所をタップ

Rytrとは

Rytrのトップページ
Rytrの公式サイトより引用

Rytrとは、GPT-3という文章生成型のAI(人工知能)をベースにしたサービスです。

クラウド上のエディタにキーワードやトピックを入れると、自動で文章を生成してくれます。

たとえば、こんな感じです。

Rytrで作った文章例
Rytrで作った文章例

この文書は「AIライターでブログを書く」というキーワードを入れて、3回クリック、わずか10秒くらいで生成された文章です。

世界ではすでに100万人以上がRytrを利用しています。※2022年4月時点

Rytrを使ってやれること

Rytrを使ってやれることは様々です。

  • ブログのアウトラインを作る
  • ブログの文節のライティングをする
  • ブランド名を考える
  • ビジネスアイデアを考える
  • コピーライティングを考える
  • メール文章を考える
  • Web広告の文言を考える
  • インタビューの質問を考える
  • 職務記述書を書く

キーワードを入れた上で、以下のように何を作りたいかを指定すれば、数秒のうちにアイデアを吐き出してくれます。

Rytrでできることの例
ふるや

Rytrを使ってブログの執筆時間が短縮できたらいいよね!

Rytrの使い方

Rytrの公式ページからアカウントを作れば、すぐにエディタを利用できるようになります。(無料版は文字数制限があります)

Rytrのエディタ画面の操作方法

エディタ画面では、「言語」「トーン」を選び、「目的」「キーワード」を入れて、「何パターンを生成するか」を選択します。

Rytrのエディタ画面
Rytrのエディタ画面

言語は日本語を含む33言語から、トーンは「カジュアル」「断定的」「批判的」「フォーマル」など22種類から選べます。

Rytrの言語とトーンの選択
Rytrで生成する言語とトーンの選択

日本語に関してはどのトーンで選んでも、あまり差異はありません。

実際に文章を作る手順

ここからは実際に文章を作る手順を紹介していきます。

「Blog Idea & Outline」を選んで、キーワードに「ブログ 時間 節約」と入れてみます。

Rytrの使い方

ここで「Ryte more」のボタンを押すと、以下の文書が出てきました。

Rytrの使い方

これがブログのアウトラインということです。

かなり不自然な日本語ではありますが、このまま次に進めてみます。

出てきた見出しとキーワードをまとめて選択して、「Paragraph」を押します。

Rytrの使い方

すると機械が勝手に文章に展開してくれます。

出てきたのが以下の文章です。

Rytrの使い方

同じ手順を繰り返してできたのが、以下の文章です。

Rytrが作った文章

はじめに:ブログの世界について知っておくべきこと

ブログは、視聴者とつながり、コミュニティを構築するための優れた方法です。しかし、ブログを書いたり、ブログの投稿を書いたり、コンテンツを管理したりする時間を見つけるのは難しいかもしれません。

このセクションでは、時間を節約し、生産性を高めて、最も重要なコンテンツ、つまりコンテンツに集中できるようにする、最高のブログツールをいくつか紹介します。

ブログはコンテンツマーケティングの人気のある形式であり、企業が顧客に貴重な情報を提供することで顧客とつながるのに役立ちます。ブログは通常、読者に新鮮な資料を提供する新しい記事や投稿で定期的に更新されます。

市場で最高のAIライティングツールは何ですか?

市場には多くのAIライティングアシスタントがありますが、すべてが同じ品質であるとは限りません。 AIアシスタントから何が必要かを知り、自分に最適なものを見つけることが重要です。

大規模なコンテンツのアイデアを生み出すのに役立つツールを探している人もいます。これらの人々にとって、aiライティングアシスタントは、特定のキーワードやトピックを念頭に置いてコンテンツを生成できるため、完璧です。

他の人は、コンテンツをより効率的に書くのに役立つツールを探しているかもしれません。この場合、AIライティングアシスタントは、ライターのブロックを取り除き、ライブになる前に自分の作品を校正する人がいることを確認することで支援を提供できます。

ニーズに合ったAIコンテンツライターを選択する方法は?

コピーライターの生活を楽にしようとしているAIライティングアシスタントはたくさんいます。しかし、どれがあなたのニーズに最適であるかをどうやって知るのでしょうか?

購入する前に、特定のAIライティングツールの使用例を検討することが重要です。たとえば、特定のトピックやニッチのコンテンツを生成する場合、そのトピックを専門とするAIライターは、幅広いトピックのコンテンツを作成するライターよりも便利です。

会社のコンテンツクリエーターとしてAIライターが必要な場合は、ニーズと予算に合ったAIライターを見つけることが重要です。市場には多くのオプションがあり、価格は大きく異なります。

文章構成のヒントにはなるけど、このまま使える文章ではないですね。

Rytrを英語で使って後から日本語にした場合

残念ながら、日本語の文章をそのままブログにコピペできるレベルのものは生成できませんでした。

Rytrは元々英語のAIライターなので、日本語でそのまま活用するのは無理があるのかもしれません。

じゃあ英語で文章を作って、それを日本語に翻訳してみてはどうだろうか?

ということで、英語で作った文章を日本語にしてみました。

言語を「English」に選択して、キーワードを「Save a time for blogging」にしました。

Rytrの使い方

ここから出てきた見出しを先ほどと同じ手順で文章に展開すると、こんな感じなりました。

Rytrの使い方

出てきた英文をそのまま機械翻訳「DeepL」にいれて、少しだけ体裁を整えた文章がこちらです。

Rytrが作った文章

ブログのために時間を節約すべき理由

ブログは、あなたのメッセージを発信するのに最適な方法です。また、フォロワーを増やし、顧客や見込み客と関わり、リードを生み出すのに最適な方法です。

ブロガーはよく、ブログは最高のマーケティングツールだと言います。しかし、うまく管理しないと、多くの時間を取られてしまうこともあります。ここでは、ブログの生産性を高めるための10のヒントを紹介します。

1) 週に最低1回はブログ記事を書く

2) ソーシャルメディアの投稿を1週間先までスケジュールする。

3) Google Analyticsを使って、さまざまなチャンネルからどれだけのトラフィックがあるのかを追跡する。

4) 毎日、ブログ記事を書くための時間を確保する。

5) 書きたい内容を事前に計画し、タイピングを始める前にその概要を把握する。

より生産的なブロガーとしてスタートするための最新5つのベストプラクティス

この記事は、より生産的になる方法を学びたいブロガーのためのガイドになります。ブロガーがブログのゲームでトップを維持するのに役立つ最新の5つのベストプラクティスについてお話します。

1)毎日ブログ記事を書く

ブロガーは、毎日少なくとも1つのブログ記事を書くべきです。これは最低限必要なことであり、ブログのゲームでトップを維持する最も簡単な方法です。もし、本当に怠け者だと感じているなら、自動投稿のスケジュールを設定し、ブログの記事が自動的にソーシャルメディア・チャンネルとEメールリストに掲載されるようにすることもできます。毎日ブログを書くといっても、小説を書かなければならないわけではありません。

2) コンテンツの計画を立てる。

SEOで成功したいのであれば、コンテンツの計画を立てることが重要です。成功には多くの要因があり、攻撃計画が必要です。

ブログの時間を節約するためにスケジュールを調整する方法

ブログを書く時間を確保するために、スケジュールを調整する方法はたくさんあります。1つは、夕方や週末に何も予定を入れないことで、その時間を自由にする方法です。そうすれば、ブログを書くための時間をたくさん確保することができます。

もう一つの方法は、前もってブログの記事を書き始め、時間があるときに、編集して公開するだけでいいようにすることです。

通勤中や、料理や運動などの他の作業をしながら、ブログの記事に取り組むこともできます。

タスクをスケジュール化し、ブログのために時間を確保する方法

時間管理は、自宅で仕事をする人たちの共通の問題です。やらなければならないことに気を取られて、何もできなくなってしまうのはとても簡単なことです。そこで、タスクを整理して、ブログを書く時間を確保するのに役立つアプリのリストを作りました。

リストの最初のアプリは、以前からあるタスクスケジューラーアプリのTodoistです。他のユーザーとのコラボレーション、日付や優先順位によるタスクのフィルタリング、1日の特定の時間に画面にポップアップするリマインダーの設定など、多くの機能を備えています。2番目に紹介するアプリはWunderlistで、見た目は非常によく似ています

ここまでの所要時間は1-2分です。

1-2分で作ったにしては、日本語だけで作った文章よりまともに見えます。

しかし10のヒントと言いながら5つしかなかったり、5つのベストプラクティスと言いながら2つしかないのは、大目に見る必要がありそうです。

Rytrの現時点での使い道

様々な方法を試してみましたが、現時点でのRytrは以下の使い方がよいかと思っています。

Rytrが作った文章
  • はじめに英語で文章を作る
  • 文章を一通り作ってから、DeepLで日本語訳する
  • 一言一句の文章よりは、文章の方向性や見出しのアイデアを出すのに使う

現時点では残念ながらこの程度の使い方しかできません。

しかし一部ではGPT-3(Rytrも使っている文章作成AI)が作った不自然な言語のままでも、検索上位に表示できるケースがあると報告されています。

今後GPT-3が進化していくと、当たり前のようにAIを使って、情緒的な面などの不足分だけを人間が補う執筆スタイルに変わっていくのかもしれません。

Rytrの価格

Rytrには無料プランを含めて、3つのプランがあります。

プラン料金文字数
無料プラン無料1ヶ月で5,000文字まで
節約プラン9ドル/月1ヶ月で50,000文字まで
無制限プラン29ドル/月無制限
年間契約をすると2ヶ月分がタダになります

どのプランでも基本機能の違いはなく、大きく異なるのは文字数制限です。

月々29ドル(1ドル=120円で約3,600円)と聞くと高く感じますが、3,000文字を超える日本語のブログ記事を書けるなら、十分に払う価値がある金額とは言えるでしょう。

今後の進化に期待しています。

まとめ

以上、AIライター「Rytr」の体験談でした。

新たな使い方を発見したら、随時この記事に追記をしていきます。

なお文章の校正作業については、自動校正ソフトにある程度を任せられるようになっています。

沈黙のWebライティング」を書いた松尾氏によって開発された「文賢(ぶんけん)」だと、校正、文章推敲、読み上げ機能があるので、自分でチェックをやるよりも効率的に文章を校正できます。

執筆作業にかける時間を少しでも減らしたい方は、公式ページを覗いてみてください。

公式サイト⇒ https://rider-store.jp/bun-ken/

文賢の評判・口コミ【実際に使ってみた感想】Webライターにおすすめです

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
読みたい場所をタップ