アフィリエイトは怪しい?詐欺の勧誘に注意しよう!

アフィリエイトは怪しいと聞くけど、詐欺とか大丈夫だろうか?

ふるや

アフィリエイト歴5年以上の副業Webライターが解説します。

アフィリエイトには、「怪しい」「違法」という評判がよく出てきます。

実際に法律を無視して逮捕や書類送検されているケースもあるので、怪しい人たちがいるのも事実です。

しかし、アフィリエイトのすべてが怪しいかというと、必ずしもそうではありません。

この記事では、アフィリエイトが怪しいと思われる理由と、怪しい詐欺に騙されない方法を解説していきます。

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アフィリエイト自体は怪しくない

アフィリエイトは、簡単にいうと紹介料ビジネスです。

おすすめの商品を販売者に変わって紹介・販売することで、紹介手数料を得られます。

インターネットにおけるアフィリエイトの仕組みは、以下の図で表現できます。

アフィリエイトのビジネスモデル

アフィリエイトのビジネスモデル自体は昔から存在していて、インターネットにおけるアフィリエイトに限っても、20年以上前から存在しています。

運営者は場所と時間の制約なしでビジネスをできるメリットがあり、広告主から見ると商品が売れた分だけ報酬を支払えばよいメリットがあるので、運営者と広告主がともにWIN-WINになるモデルです。

そのため、インターネットにおけるアフィリエイト市場は大きく成長を遂げてきて、今でも成長しています。

アフィリエイトの市場規模
矢野経済研究所のデータから引用

アフィリエイトが怪しいと思われる理由

ビジネスモデル自体は昔からあるにもかかわらず、「怪しい」と思われる理由は、以下4つです。

  • 運営者の質がピンキリだから
  • 稼ぎ方が理解できないから
  • 違法なことをやっている運営者もいるから
  • 怪しげな商材を売りつけてくる人がいるから

それぞれ詳細を見ていきましょう。

運営者の質がピンキリだから

アフィリエイトブログの運営者の質はピンキリです。

会社員と違って入社試験があるわけでもなく、バックグラウンドに関係なく誰でも始められるので、質の低い運営者も少なくありません。

裏を返せば、学歴やバックグラウンドに関係なく実力次第で高収入を得られるビジネスともいえますが、いずれにしても会社員の世界に比べると良くも悪くも人材の多様性があります。

そのため、一部の人が怪しいことをすると、全体が怪しいと見られてしまう傾向にあります。

稼ぎ方が理解できないから

アフィリエイトのビジネスモデルは先ほど解説したとおりですが、一般の人から見ると「その稼ぎ方って大丈夫?」と思われるところがあります。

私も「副業のアフィリエイトで月10万円以上稼いでいるよ」と話すと、まるで犯罪でもしているかのように「怪しげな稼ぎ方だね」と返されたことがあります。

会社員の人にとっては、場所と時間の制約なく紹介料を稼げるアフィリエイトは、怪しいビジネスに見えてしまうのは仕方がないことなのでしょう。

違法なことをやっている運営者もいるから

アフィリエイトをやっている人の中には、違法行為をしてしまう人もいます。

アフィリエイトでよく話題になる法律は、著作権法と薬機法です。

著作権法に関しては、人気の漫画を無断で公開し収入を得ていた人が逮捕され、その後有罪判決が下されました。(関連記事:「漫画村」運営者の男に有罪判決

薬機法に関しては、取り扱っている健康食品で医薬品的効能効果を訴求したために、運営者が書類送検されている事例もあります。(関連記事:アフィリエイター摘発の衝撃。狭まる「アフィリエイト広告」の包囲網

法律違反は大々的に取り上げられてしまうので、アフィリエイト全体が怪しいと見られる要因にもなっています。

怪しげな商材を売りつけてくる人がいるから

アフィリエイトの中には怪しげな商材を売りつけてくる人もいます。

特に多いのが、アフィリエイトを始めたばかりの初心者をターゲットにして、「もっと楽に儲かりますよ」と言いながら高額の商材を売ってくる人です。

残念ながら、こうした商材を販売している人はいますし、今後もいなくなることはないでしょう。

この怪しげな商材(≒詐欺商材)を販売している人に関しては、次に見分け方を解説していきます。

アフィリエイト詐欺をしている人の見分け方【勧誘には要注意】

アフィリエイトに関してよくあるのが、アフィリエイト詐欺です。

明確に詐欺とは言えなくても、金額ほどの価値のない高額商材(10万円以上する商材)を売っている人も少なくありません。(以降、厳密には詐欺とは言えない高額商材販売も詐欺として取り扱います)

このような高額商材を販売している人の主なターゲットは、アフィリエイト初心者です。

アフィリエイト詐欺、または価値のない高額商材を売っている人には、以下の特徴があります。

  • 収入の実績が商材販売の実績になっている
  • 特別な方法があると訴求している
  • 商材で実績を出した人がいない
  • 精神論や曖昧な話が多い
  • 個別に勧誘してくる

収入の実績が商材販売の実績になっている

アフィリエイト詐欺をやっている人は、桁外れの実績を前面に出している人がほとんどです。

「月収1,000万円です」とか「1日で10万円以上稼いでいます」などと言っています。

商売をする上で実績を打ち出すのは当然のことですが、注意しないといけないのがアフィリエイトで稼いでいるのか、商材販売で稼いでいるのかという点です。

アフィリエイトで稼いだ実績を元にノウハウを売っているのならわかりますが、商材販売の実績を元に売っているなら詐欺に近いと思って間違いありません。

また、ノウハウの話よりも稼ぐ話をメインにしている人はほぼ怪しいと見てよいでしょう。

一方で、具体的なノウハウや具体的な数値を一部でも公開している人、経験がないと語れないことを言っている人は、詐欺をやっている可能性は低いです。

ただし、ノウハウの話をしていても、次に解説する話をしている人は要注意です。

特別な方法があると訴求している

アフィリエイト詐欺をやっている人の中に、「私だけが知っている特別な方法を教えます」と言っている人がいます。

このタイプの人は、既存の考え方や王道と言われる考え方を全否定して、「そのやり方だといつまで経っても稼げません」と言っておいて、「でも、私のやり方なら楽に大きく稼げます」と言ってきます。

断言しておきますが、そのような抜け道はまずありません

現実には「実は稼げるお宝キーワード」が見つかることもあるにはあります。

しかし、普通の感覚ならこのようなノウハウは競合を増やさないように企業秘密にしておくものです。

もし、月に1,000万円を簡単に稼げる自分だけの方法があるとしたら、そのノウハウを20万円とか30万円くらいで販売してしまうでしょうか。

私なら、そのノウハウを自分だけのものにして、人を雇ってでも自分だけで稼げる努力をするでしょう。

商材・コンサルで実績を出した人がいない

販売されている商材やコンサルで、実績を出している人が見当たらない場合も要注意です。

詐欺商材を売っている人は、よく「コンサル生が100人います」「次々に実績を出しています」などと言っています。(そもそも、コンサル生という言い方がおかしいのですけど)

そのような人が本当にいればSNSで口コミになったり、「あの人に教えてもらえば間違いない」と評判になるはずです。

また、そこまですごい実績を出せるなら、企業からも「ぜひ、一緒にやりましょう」とお誘いの1つくらいあってもおかしくないでしょう。

そのような実績が見当たらないとしたら、その商材では十分な結果を残せない可能性が高いです。

精神論や曖昧な話が多い

詐欺商材を売っている人の発信にも注目してみましょう。

精神論や曖昧な話をしている人が多いはずです。

たとえば、「知っていましたか?本当に重要なことは●●です。」と言いながら、●●が具体的によくわからないケースがあります。

また、コンサルをやりますと言いながら、具体的なプロセスやスケジュールがわからない人も要注意です。

「私が本気でサポートします」とか、「付きっきりで面倒を見ます」などの曖昧な話ではなく、具体的なカリキュラムやメンタリングの頻度のような一般的に公開されている情報がなければ、おかしいと思うべきでしょう。

個別に勧誘してくる

個別に勧誘してくる人は、ほぼアウトです。

本当によい方法やよい商材なら、勧誘などせずに、公開の場で販売をすればよいからです。

もちろん、購入した人に個別にサポートするというケースはあり得ますが、商材販売自体をSNSのDMで勧誘してくることは通常ならあり得ません。

アフィリエイト詐欺に騙されないコツ

アフィリエイト詐欺師の特徴を挙げてきましたが、それでも騙されてしまいそうになるのが詐欺です。

では、詐欺に騙されないためには、どうするか?

まずは、以下4つのことに留意しましょう。

  • 10万円以上する高額な商材を買わない
  • 非公開の場所で販売されている商材を買わない
  • 5chで販売者に関する怪しい噂を確認する
  • 努力せずに儲けられる特別な方法ないと思っておく

それぞれ詳細を解説していきます。

10万円以上する高額な商材を買わない

消費者を向いた商売では、通常以下のようなことを考えます。

  • 価格を安くして、少しでも多くの人に届けたい
  • よい関係性を作って長く取引をしてもらいたい

では、なぜ富裕層でもない一般個人に10万円以上の高額商材を販売するのか?

今目の前にいる人から、取れるだけ取ろうという発想だからです。

たとえば、コンサルを販売するなら、いきなり10万円にせずにお試し期間で安くすることもできますし、無料カウンセリングなどがあってもよいでしょう。

こうしたことをすっ飛ばして、いきなり高額請求をしてくるのであれば、「価値のないものを高く売ろうとしている」と疑うくらいでちょうどよいのです。

非公開の場所で販売されている商材を買わない

SNSのDMや、個別のグループチャットだけで販売されている商材を買うのもやめましょう。

本当によい商品なら、個別で販売しなくてもオープンなところで販売すればよいはずです。

特別感を演出する意図で非公開にしている可能性もありますが、悪い口コミが広がらないようにする意図もあると疑っておいた方がよいでしょう。

5chで販売者に関する怪しい噂を確認する

そこそこ有名な人になると、5chで噂が出回ります。

5chの噂には成功者への嫉妬もあふれているので、100%は信用できませんが、1つの判断材料になります。

「こういう考え方もあるのだな」と参考にする意味では、5chを確認するのは有用です。

努力せずに儲けられる特別な方法ないと思っておく

詐欺商材を販売している人は、よく●●式とか、●●メソッドなど、さも特別な方法が存在するかのように商材を販売しています。

世の中には画期的な方法やプロセスがあることは確かですが、どのようなプロセスであっても「努力せずに」結果を出せるものではありません。

いかにも「楽に」「努力せずに」ということを前面に出している商材があるなら、相当疑ってかかる方がよいでしょう。

怪しいアフィリエイト詐欺に関する【よくある質問】

怪しいアフィリエイトに関して、よくある質問をまとめました。

うまい勧誘の断り方はありますか?

「興味がないので、お断りします」とはっきり伝えましょう。相手に気を使って曖昧な返事をすると「この人には、押し込めば売れるかも」と思われてしつこくなります。DMなどで勧誘が来た場合は、無視しておくのがよいでしょう。

有料商材には手を出さない方がよいですか?

すべての商材が悪とは思いませんし、参考になる考え方や、すぐに役立つ考え方もたくさんあります。しかし、10万円以上の高額な商材には安易に手を出さないようにしましょう。手の届く値段で勉強する手段は豊富にありますので。 副業アフィリエイトに関連する本

それでも気になるので検討したいですが、ダメでしょうか?

高額商材がコンサルの場合なら「契約書を見せてください」と言いましょう。「契約書で役務内容と契約破棄の条件を確認したい」と言って、何も出てこなければアウトです。仮に優良な商材であっても、何らかの原因で揉めることがあるので、自分を守るためにも契約書は必須です。

まとめ

以上、アフィリエイトが怪しいと思われる理由と、詐欺商材の見分け方について解説してきました。

アフィリエイトのビジネス自体は昔からあるにもかかわらず、「怪しい」と思われる理由は、以下4つです。

  • 運営者の質がピンキリだから
  • 稼ぎ方が理解できないから
  • 違法なことをやっている運営者もいるから
  • 怪しげな商材を売りつけてくる人がいるから

怪しげな商材を売っている人は、以下のポイントで見分けがつきます。

  • 収入の実績が商材販売の実績になっている
  • 特別な方法があると訴求している
  • 商材で実績を出した人がいない
  • 精神論や曖昧な話が多い
  • 個別に勧誘してくる

こうした人から身を守るためには、以下の点に留意するとよいでしょう。

  • 10万円以上する高額な商材を買わない
  • 非公開の場所で販売されている商材を買わない
  • 5chで販売者に関する怪しい噂を確認する
  • 努力せずに儲けられる特別な方法ないと思っておく

アフィリエイトで稼ぐためには、王道の方法を愚直にこなす以外にありません。

月100万円などの大きな儲けに目を奪われずに、まずは月1万円のレベルを実現できるように取り組んでみましょう。

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