【図解】ブログで収入を得る5つの方法【メリット・デメリットを解説】

ブログで収入を得たいけど、どんな方法があるのだろう?

ふるや

ブログで累計1,500万円以上を稼いだ副業Webライターが解説します。

ブログで収益化するといっても、その方法はさまざまです。

この記事では、ブログで収益化を図る5つの方法について、図解やメリット・デメリットも交えて詳細に解説していきます。

ブログで月5万円【ロードマップ】5つのステップで解説

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ブログで収益化する5つの方法

ブログで収益化する方法は、以下5つです。

  • アフィリエイト
  • クリック報酬型広告(グーグルアドセンス)
  • 純広告
  • オリジナル商品の販売
  • ライティング案件の受注

それぞれ詳細を見ていきましょう。

アフィリエイト

アフィリエイトとは、広告主の製品やサービスを自分のブログで紹介して、ブログを通じて申し込みがあると報酬がもらえる仕組みのことです。

アフィリエイトは、インターネット黎明期の20年以上前から存在する手法で、その優れたビジネスモデルを理由に今でも多くの企業がアフィリエイトを通じて広告宣伝をしています。

アフィリエイトの収益化の仕組みを具体的に書くと、以下のビジネスモデルになります。

アフィリエイトのビジネスモデル
広告主がASPを通さずに、直接運営者と取引をするアフィリエイトもあります

運営者は広告主またはASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)を通じて、アフィリエイト広告を取り扱うための提携をします。

提携ができたら、その広告主の商品をブログ(サイト)内で紹介します。

ブログ(サイト)を見た閲覧者が、ブログで紹介されている広告主の商品を購入したり、アカウント登録したりすることで成果発生となるのです。

運営者は、成果が発生するとASPまたは広告主から報酬を受け取れます。

つまり、アフィリエイトとは、ネット上でブログというお店を開いて、広告主に変わって代理営業をやることだととらえてもらばOKです。

【比較】ブログアフィリエイトにおすすめのASP20選

アフィリエイトのメリット

アフィリエイトには、以下のメリットがあります。

アフィリエイトのメリット
  • ブログさえあれば比較的簡単に提携できる
  • 大手企業とも提携して商品を扱える
  • 大手物販ECと提携すると幅広い商材を代理販売できる
  • 収益の高いジャンルなら月100万円以上も目指せる

アフィリエイトの最大のメリットは、提携までのハードルがものすごく低いことです。

ブログさえあれば、審査なしで提携できる広告主も少なくありません。

また、アマゾンや楽天などの大手物販ECと提携すると、EC内のすべての商品を売れるようになります。

高収益のジャンルなら、月50万円、100万円以上を目指すことも可能です。

実際に私もそこそこ高収益の分野でアフィリエイトをやっていますが、うまくいくと以下のように収益が上がります。

a8netの収益画面
A8.netの売上発生レポート

アフィリエイトのデメリット

一方でアフィリエイトには、以下のデメリットがあります。

アフィリエイトのデメリット
  • 参入しやすい分だけ競争が激しい

アフィリエイトは、参入のハードルが低いので、その分だけ競争相手が多くなります。

高収益のジャンルは激戦区で、企業サイトも積極的に狙ってくる領域なので、戦い方を間違えるとまったく成果が出ないまま撤退になることも少なくありません。

このデメリットを回避するためには、個人でできる戦い方をすることが重要です。

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クリック報酬型広告(グーグルアドセンス)

クリック報酬型広告とは、訪問者が広告をクリックした時点で報酬が発生するタイプの広告です。

クリック報酬型広告の代表例が、2003年から広告を提供しているグーグルアドセンスです。

グーグルアドセンスは、今やクリック報酬型広告の代名詞ともなっています。

クリック報酬型広告の仕組みは、以下のとおりです。

グーグルアドセンスのモデル

基本的な仕組みはアフィリエイトと同じですが、報酬が成果ではなくクリックで発生ところが大きな違いです。

作ったブログをグーグルアドセンスに申請して、合格するとブログで広告を貼れるようになります。

訪問者の過去の閲覧利益や、ブログのコンテンツとの関連性からグーグルが自動的に判断して広告を表示します。

グーグルアドセンスの場合、1クリックの単価は20円~30円くらい、アクセス数との比率だと1PVあたり0.3円くらいが相場です。

クリック報酬型広告のメリット

クリック報酬型広告には、以下のメリットがあります。

クリック報酬型広告のメリット
  • アフィリエイトで必要となるセールスライティングは一切不要
  • アクセス数に比例して収益が上がるので、計算が立ちやすい
  • アフィリエイトがないジャンルでも、広告収入を得られる

広告がクリックされた時点で報酬が発生するので、購入や申し込みにつなげる必要のあるアフィリエイトのようなライティングテクニックは必要ありません。

また、アフィリエイトだと取り扱えるジャンルは限られますが、クリック報酬型だとジャンルを問わず収益化できます。

クリック報酬型広告のデメリット

一方でクリック報酬型広告には、以下のデメリットがあります。

クリック報酬型広告のデメリット
  • アクセス数が少ないと収益を大きくできない
  • アフィリエイトに比べて審査が厳しい

クリック報酬型の場合、アクセス数が少ないと収益を大きくできません。

1PVで0.3円とすると、月10万円稼ぐためには30万PV以上必要になります。

私はアドセンスで1,000万円以上稼いできましたが、月20万円を稼ぐのに月間で50万PV以上を集めていました。

アフィリエイトだと月1万PVでも20万円くらい稼げるので、いかにクリック報酬型で収益を上げるためにアクセス数が必要になるかがわかるかと思います。

純広告

純広告とは、自分のブログに企業の広告を貼ることで、定額収入を得る広告のことです。

純広告の仕組みを図解にすると、以下のようになります。

純広告の仕組み

純広告が始まるパターン、ブログ運営者が企業に営業をするか、逆に企業側がブログ運営者に依頼をするかのどちらかです。

純広告が貼られるのは、ブログの内容と企業広告のジャンル・特性がマッチしている場合です。

たとえば、英会話教室を紹介するブログに英会話教室の純広告を貼ったり、地域特化ブログにその地域の企業の広告を貼ったりするケースが考えられます。

純広告の場合、1ヶ月で5万円とか、10万円という形で契約されることが一般的です。

アクセス数がないブログだと広告主が広告を出稿するメリットがないので、ある程度のアクセス数が要求されます。

純広告のメリット

純広告には、以下のメリットがあります。

純広告のメリット
  • アフィリエイトがないジャンルでも、広告収入を得られる
  • 基本的に毎月固定額なので、アフィリエイトやアドセンスのように収益の変動がない

純広告の場合、クリック報酬型広告と同様に、ジャンルを問わず収益化できるので、アフィリエイトできないジャンルでも収益化可能です。

また、毎月固定額で広告収入が入ってくるので、収益の変動を気にする必要もありません。

純広告のデメリット

一方で純広告には、以下のデメリットがあります。

純広告のデメリット
  • 獲得するのが難しい
  • 契約が切れると収益はゼロになる

純広告は、そもそも獲得するのが難しいです。

企業側から見つけてくれることは少ないでしょうから、基本的には自ら営業をかけて獲得する必要があります。

また、定額報酬をもらえることは魅力ですが、一方で契約が切れると収益はいきなりゼロになってしまいます。

オリジナル商品の販売

オリジナル商品の販売とは、文字どおり自分で商品を作ってブログで販売することです。

仕組みを図解にすると、以下のようになります。

ブログで自分の商品を販売する

自社商品の例としては、以下のようなものがあります。

  • noteのような有料情報商材
  • 自分のスキル(コンサルなど)
  • オリジナルアクセサリーやオリジナルの服

最初から自分の商品販売を収益化の出口にしてブログを始めることは難しいですが、アフィリエイトをやっているうちにニーズがわかってきて「それなら、自分で作って販売しよう」というケースはあります。

たとえば、ブログに来ている人が共通して持っている悩みがわかったら、その解決策を示したnoteの販売も1つの方法になります。

また、ココナラのようなサイトに自分のスキルを出品して、ブログから誘導のもよいでしょう。

ココナラ⇒ https://coconala.com/

オリジナル商品販売のメリット

オリジナル商品の販売には、以下のメリットがあります。

オリジナル商品販売のメリット
  • 利益率を高くできる
  • 他と差別化できる

アフィリエイトやアドセンスは販売される価格の一部をもらうビジネスである一方で、オリジナル商品は販売価格を丸々自分の懐に入れられるので利益率を高められます。(仕入れがかかっている場合は別です)

また、オリジナル商品はアフィリエイトと異なり他では販売されていないものなので、差別化要因にもなります。

オリジナル商品販売のデメリット

一方でオリジナル商品の販売には、以下のデメリットがあります。

オリジナル商品販売のデメリット
  • 商品を作るのが難しい

よい商品を作ると、独占的に儲けられるオリジナル商品ですが、肝心の商品を作るのは難しいです。

しかし、アフィリエイトにはないメリットがあるので、ブログを運営している中で常に検討しておきたい収益化の方法ではあります。

ライティング案件の受注

ライティング案件の受注は、広義の意味ではオリジナル商品の販売ですが、あえてライティングだけは切り分けました。

コラム、ブログなどでライティングを外注したい人に向けて、自らのスキルを販売していきます。

図解にすると、以下のようになります。

ライティング案件をブログで販売する

ライティング案件は、ブログと非常に相性がよく、アフィリエイトよりも手堅く収入できる可能性があります。

ライティング案件受注のメリット

ライティング案件の受注には、以下のメリットがあります。

ライティング案件受注のメリット
  • 自分のブログをカタログ代わりにできる
  • お金をもらいながらライティングスキルを磨ける
  • アフィリエイトで成果が出ない間の収入源にできる

ブログを使ってライティング案件を受注する最大のメリットは、ブログをカタログ代わりにできることです。

ライティング案件を受注するときに過去の実績を問われますが、ブログがないとテキストで過去の実績を説明する必要があります。

ブログがあれば「このブログをこういう考えで作りました。アクセス数は◯◯です」と説明するだけで実績をわかってもらえるのです。

しかも、一旦受注できると仕事をしながらライティングスキルを磨く練習にもなります。

また、将来的にアフィリエイトで収益を出したい人でも、ライティング案件を並行して受注しておけば、収益を出すまでの副業収入にもできます。

ライティング案件受注のデメリット

一方でライティング案件の受注には、以下のデメリットがあります。

ライティング案件受注のデメリット
  • 他の収益化手段に時間をとれなくなる
  • ブログで直接受注は難しいので、クラウドソーシングへの登録が必要となる

アフィリエイトやアドセンスで稼ぐつもりの人がライティング案件に手を出すと、本来の収益化手段を育てる時間がとれなくなるのはデメリットです。

もし両立を目指そうと思うなら、両立できるだけのタイムマネジメントが要求されてきます。

また、ブログを通じて直接受注するのは難しいので、最初はクラウドソーシングに登録をしてクライアントを見つける必要があるでしょう。

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ブログを収益化するために考えるべきこと

いずれの方法でブログを収益化するにしても、共通して考えておくべきことはあります。

それは、以下3つです。

  • 収益化の出口を決める
  • 目標を分解して数値化する
  • ブログの提供価値を明確にする

それぞれ詳細を見ていきましょう。

収益化の出口を決める

最初にやるべきことは、収益化の出口を決めることです。

先ほど挙げた5つのうちのどれにするのかを決めておくのです。

特に初心者だと、アフィリエイトかグーグルアドセンスかは非常に大きな違いになります。

たとえばグーグルアドセンスを考えて作ったブログに、後からアフィリエイト広告を載せて収益化するのは相当難易度が高いです。(実体験です)

アドセンスはアクセス数がさえ集めれば、記事でセールスライティングとか導線などの細かいことは考えなくても収益化できるでしょう。

しかし、アクセス数によって収益は決まらないアフィリエイトでは、買ってくれる可能性の高い人を集客した上で、記事内で成約に導く方法を考える必要があるのです。

1つのブログで方向性を決められないなら、せめてカテゴリーごとにアドセンスカテゴリーと、アフィリエイトカテゴリーくらいには分けて考えるのがよいでしょう。

目標を分解して数値化する

出口を決めたら、目標を分解して数値化しましょう。

たとえば、月5万円の収益を目指すなら、5万円に到達するように数字を考えるのです。

数字は苦手かも。。。

ふるや

お金を稼ぐ以上、数字からは逃げられないので、この機会にしっかり向き合いましょう。

たとえば、アフィリエイトで1件1,500円の案件を中心にすると、5万円達成のためには以下のようになります。

1,500円 × 50人 × 66.7% = 50,000円 (66.7%は承認率です)

つまり1ヶ月で50人の人が広告主のサイトで商品を買ったり、登録したりすればよいことがわかります。

一般的に50人の人がアクションを起こすには、500人~2,000人くらいの人を広告主のサイトに送り込む必要があります。

さらに500人~2,000人を広告主のサイトに送り込むには、ブログに5,000人~60,000人くらいを集客する必要があります

ブログへの集客ファンネル

ここで言いたいことは、「5万円を目標にするなら、ブログに集める人数を大まかにでも考えておこう」ということです。

なおグーグルアドセンスで月5万円に到達したい場合は、以下のようになります。

アドセンスで5万円に到達するには

50,000円/月 ÷ 1訪問者あたり0.2~0.3円 = 16万~25万人

ブログの提供価値を明確にする

最後に重要なことが、ブログの提供価値を明確にすることです。

ふるや

価値とだけ言われても難しいと感じるなら、価値を考えるために以下の質問に答えてみましょう。

  • ブログは誰をターゲットにしていますか?
  • その人は今何に困っていそうですか?
  • ブログを通じて、その人にどうなってもらいたいですか?

このシンプルな3つの質問に答えられれば、ブログが提供する価値が見えていきます。

たとえば、以下のように考えます。

  • 社会人10年目で、1社で長く働いた人
  • 始めての転職をしようか迷っていて、できれば年収を下げずに転職したい
  • 社会人10年目で始めて転職するときの注意点、エージェントの活用方法、年収を下げずに転職できるコツを知ってもらう

このように整理できると、ブログの価値は「始めて転職する社会人10年目の人が安心して転職活動をできる情報を提供し、その人が結果としてよい転職先を見つけられる状態にする」ことだとわかります。

提供価値をメリットは、ブログの内容や、ブログ内で紹介するものがブレなくなることです。

ブレなくなると、読者から一貫性のあるブログと評価され、ブログ内の回遊率が上がり、SNSでのシェアにもつながります。

結果として、検索エンジンで上位表示される可能性が高まるメリットにつながります。

まとめ

以上、ブログを収益化する方法について解説してきました。

ブログで収益化する方法は、以下5つです。

  • アフィリエイト
  • クリック報酬型広告(グーグルアドセンス)
  • 純広告
  • オリジナル商品の販売
  • ライティング案件の受注

いずれの方法で収益化をするにしても、以下3つのことを考えておく必要があります。

  • 収益化の出口を決める
  • 目標を分解して数値化する
  • ブログの提供価値を明確にする

このページを参考に、ぜひブログの収益化を目指してみてください。

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