ブログを始めてみたいけど、ブログには何を書けばいいの?
ブログ歴5年以上、7つのブログを作ってきた副業Webライターが解説します。
ブログを始めようと思ったものの、何を書けばよいかわからないという人は少なくありません。
私も今でこそ書くことに困らないようになりましたが、ブログを作り始めた当初は「何を発信すればいいの?」と試行錯誤しながらやっていました。
この記事では、ブログ初心者に向けてブログに書くべきこと、お金になる記事の書き方について解説していきます。
【結論】収益を考えないなら、何を書いてもいい
ブログで何を書けばいい?という質問に対する答えは、「収益を考えないなら、何を書いてもいい」です。
たとえば、以下のようなことを書けばOKです。
- 体験したこと
- 感じたこと
- 勉強したこと
誹謗中傷のようなことでなければ、基本的に何を書いても自由です。
ただ、自分の好きなことを好きなように書くことには欠点もあります。
それは、有名人でもない一般人の日常生活には誰も興味を持たないことです。
せっかく書くなら興味を持ってもらいたいし、お金にできるようにしたいなあ。。。
そうだとすると、ある程度お金になる記事を書く必要があります。
お金になる記事の書き方
お金になるブログ記事を書きたいのであれば、意識すべきことは以下3つです。
- 誰の?
- どんな悩みを?
- どのように解決する?
収益とは、誰かに悩みの解決手段を提供してはじめて得られるものです。
たとえば洗濯機は、「洗濯をする人」の「洗濯が面倒という悩み」を「機械で自動的に洗う」ことで解決しています。
消費者は、この悩みの解決方法に価値を感じてお金を払っているのです。
したがって、収益を生み出したいなら、ブログでもこの3つのことを意識して記事を書く必要があります。
お金になるような、スキルも知識も持っていません。
あまり難しく考えずに、まずは自分のスキルや知識で解決できる悩みに焦点をあててみましょう。
ここからは、お金にできるブログ記事を書くためのコツをステップごとに紹介していきます。
- 自分の体験やスキルを棚卸ししてみる
- その体験やスキルを他人の問題解決につなげる
- 記事にする
ステップ1:自分の体験やスキルを棚卸ししてみる
まずは自分のスキルや体験を棚卸ししてみます。
たとえば、あるテーマパーク(テーマパークAとします)に行った体験を考えてみましょう。
その体験をベースに書く記事というと、以下のような記事を思いつくかもしれません。
テーマパークAに行きました。最新アトラクションにも乗って楽しかった。また行きたいな。
残念ながら、この記事ではお金にはできませんし、身内以外には読まれもしません。
なぜか?
先ほど書いた3つのこと、誰の?どんな悩みを?どのように解決する?がまったく盛り込まれていないからです。
こんな誰にでもできるような体験でどうやって悩み解決するの?
そのコツは、次のステップ2で解説していきます。
ステップ2:その体験やスキルを他人の問題解決につなげる
体験談をそのまま乗せただけでは、誰も読まないお金にもならない記事になりますが、その体験が誰かの問題解決につなげられるかを考えてみます。
たとえば、テーマパークAに行くまでの間に、お金のかからない行き方を調べていたとしましょう。
すると、以下のような記事ができるかもしれません。
- 誰の? テーマパークAに行こうと思っている人の
- どんな悩みを? 移動にお金がかかるという悩みを
- どのように解決する? お金がかからず、しかも道中に楽しみがある行き方を教えて解決する
あるいは、テーマパークAからの帰りにおいしい食事をしたのであれば、以下のような記事もあり得ます。
- 誰の? テーマパークAから帰る人の
- どんな悩みを? 夕飯選びで失敗したらどうしようという悩みを
- どのように解決する? 地元の穴場レストランを紹介して解決する
このようにテーマパークAに行った体験をベースにして、誰かの悩み解決につながるブログ記事を作れるのです。
また、テーマパークAの最新アトラクションという切り口でも考えられます。
- 誰の? 最新アトラクションを体験するかどうか検討している人の
- どんな悩みを? 体験する価値があるものかどうか迷うという悩みを
- どのように解決する? 実体験を紹介することで解決する
さらに、「最新アトラクションの待ち時間に活躍するアイテム」や「最新アトラクションに適切な服装」などの情報を入れると、読者の満足度も上がり収益化の可能性も出てきます。
記事ネタの出し方は以下の記事に書いているので、あわせてご覧ください。
ステップ3:記事にする
3つの観点を整理できれば、記事にできます。
細かくいうと、他にも考えるべきことはありますが、初心者のうちは3つの観点を意識して読者の悩みや疑問を解決してあげればOKです。
友達に「こないだ、最新アトラクションに乗ったのだけど、●●とか**には注意しておくべきだった」と話すイメージでまとめればよいでしょう。
2,000文字~3,000文字くらいが目安になります。(写真をメインにする場合は、文字数はより少なくなるかもしれません)
ブログ記事の構成方法
実際にブログ記事を書くときは、キーワードを考えます。
ブログにアクセスする人の多くは、Googleにキーワードを入れて検索するからです。
そのキーワードから、読者の悩みを考えてブログ記事を書いていきます。
大まかな手順は以下のとおりです。
- 狙うキーワードを決める
- そのキーワードで検索するユーザーの意図を考える
- タイトルを仮決めする
- 見出しを決める
- 各見出しで使う材料を取材する
- 見出しに沿って執筆する
- 記事の内容に沿ってタイトルを修正する
- 図解をつける
- 記事に装飾を加える
- 画像を挿入する
詳細は、以下の記事に書いているので、あわせてご覧ください。
初心者がブログを書くときの注意点
初心者がブログを書くときには、いくつか注意すべきことがあります。
- 読者ファーストを意識する
- 完璧を目指さない
- 公開してからよりよいものに修正していく
それぞれ詳細を見ていきましょう
読者ファーストを意識する
ブログを書くときは、それを読む読者のためになっているかを常に意識しましょう。
- 読者にとっては、こんな情報があるとさらに便利かも
- 逆に、この情報があるとかえって混乱するかも
- ここは文字よりも図の方がわかりやすいかも
このようなことを考えていれば、自然に読者ファーストの記事に仕上がっていきます。
読者ファーストの記事は、読者から喜ばれるだけでなく、検索エンジンからも評価を受けやすくなります。
完璧を目指さない
初心者のうちは、完璧を目指さないようにしましょう。
上を目指し始めると果てしないからです。
また、完璧な記事だと思って公開したのに評価が低いこともあれば、逆に60点くらいの出来で公開したのに評価が高いケースもあります。
このように実際に公開しないとわからない部分もあるので、ある程度の出来になったと思ったら公開してしまいしょう。
公開してからよりよいものに修正していく
ブログの利点の1つに、記事を公開した後にいくらでも修正できるところがあります。
この点は一度公開すると、中身を修正できないYouTubeとは対照的です。
さきほども書いたように公開時はある程度の出来でよいですが、読者や検索エンジンの反応を見ながら随時修正を加えるとよいでしょう。
「ブログに何を書けばいいかわからない」に関連する【よくある質問】
「ブログに何を書けばいいかわからない」という人からよくある質問をまとめました。
まとめ
以上、「ブログで何を書けばいい?」と悩む人に向けた解決策を解説してきました。
収益を考えないなら、何を書いても問題ありません。
もし、ブログを収益につなげたいなら、以下のことを意識してみましょう。
- 自分の体験やスキルを棚卸ししてみる
- その体験やスキルを他人の問題解決につなげる
- 記事にする
これは基本の型で、本格的に記事を書くなら、キーワードを意識して書く必要があります。
初心者のうちは、ブログを書くときに以下3点に注意しましょう。
- 読者ファーストを意識する
- 完璧を目指さない
- 公開してからよりよいものに修正していく
ちなみに、ブログを書いて得たスキルは、Webライターの副業にも生かせます。
ブログよりも早く確実に収益化できるので、収益化に時間のかかるブログと並行して取り組むことをおすすめします。