アフィリエイト記事の書き方【3つのテンプレートあり】

アフィリエイトの記事ってどうやって書けばよいの?

ふるや

ブログで累計1,500万円以上を稼いだ副業Webライターが解説します。

ブログを始めたばかりだと、アフィリエイト記事の書き方で悩むことも少なくありません。

しかし、アフィリエイトの記事には一般的なステップと型があるので、そのとおりにやればそこそこの品質の記事には仕上がります。

そこで、この記事ではアフィリエイトの記事を書くときのステップと、見本として見出しのテンプレートを紹介します。

アフィリエイト記事を書けない理由は1つ【書くべき記事は2種類だけ】

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アフィリエイトブログに必要な2種類の記事

アフィリエイトをやるのに必要な記事は、大きく分けると2つです。

  • 収益記事
  • 集客記事

それぞれ詳細を解説していきます。

収益記事

収益記事とは、文字どおり収益を生み出す記事です。

通常はアフィリエイトリンクを複数貼りつけて、報酬を得ることを目的に書きます。

典型例が、ランキング記事やレビュー記事です。

ランキング記事とは、転職サイトを例にすると「おすすめの転職サイトランキング」のような記事です。

レビュー記事とは、「リクナビNEXTの評判・口コミを徹底調査」のような記事です。

ブログで収益化するなら、これらの記事を必ず用意する必要があります。

集客記事

集客記事とは、いきなり収益には結びつかないものの、将来的に収益記事で行動を起こしてくれそうな人を集める記事です。

「将来的に」というのは、数分後かもしれませんし、1-2ヶ月後かもしれませんが、いずれにせよブログ内で行動を起こす可能性の高い人を集めるための記事です。

転職サイトの例だと、「30代 キャリア」「大企業からベンチャー企業」のように、転職をしようか迷っている人が検索するキーワードを狙っていきます。

集客記事で集める人が、収益記事で行動を起こさないようだと、アクセスは多いのに収益が出ないブログになってしまいます。

たとえば、転職サイトに誘導したいのに、なぜかラーメンの記事を書いている状態です。

これでは誰の目にも収益が発生しないとわかりますが、多くの人がターゲット外の人を集客して「収益が出ない」といって悩んでいるのが現状でもあります。

ですので、アフィリエイトブログにおける集客記事では、収益につながる人を集めるようにしましょう。

アフィリエイト記事におけるキーワード選定

記事の役割をはっきりさせた上で、重要になるのがキーワードです。

アフィリエイトブログの場合、「検索ボリュームのあるキーワード」ではなく、「収益につながるキーワード」を追い求める必要があります。

稼げるキーワードと稼げないキーワードの違い

キーワードには、大きく分けて4つの種類があります。

  • 知りたい系のキーワード:意味や特徴を知りたいときのキーワード
  • 行きたい系のキーワード:特定の場所への行き方を調べたいときのキーワード
  • やりたい系のキーワード:何かを始めたいときのキーワード
  • 買いたい系のキーワード:何かを買いたいときのキーワード

この中で稼ぎから最も遠いとされるキーワードが、知りたい系のキーワードです。

知りたい系のキーワードで検索した人は、ブログ内で必要な情報を入手できれば用済みで、それ以上のアクションを起こさないからです。

※ただし、ブログの権威性を高めたり、認知させたりするために知りたい系キーワードで記事を書くことは否定しません。

一方で、行きたい系、やりたい系、買いたい系は購買につなげやすいキーワードでしょう。

解決策を紹介しながら、自然な流れでアフィリエイトリンクを設置できるからです。

つまり、アフィリエイト記事で収益を発生させるなら、この3タイプのキーワードを狙って収益記事を書く必要があるのです。(3タイプが集客記事のキーワードになることもあります)

稼げるキーワードでアクセスをとれれば少ないPVでも稼げる

稼げるキーワードでアクセスをとれれば、少ないPVでも収益を上げられます。

私のブログには、月10万PVで収益が10万円未満のブログと、月1万PVで30万円を稼ぐブログがあります。

前者は知りたい系キーワードが多いブログ、後者は収益ポイントを明確にして、属性の近い人を徹底的に集客しているブログです。

この例からも、稼げるキーワードを選ぶことがいかに大事であるかがわかってもらえるでしょう。

キーワードから想像できるペルソナの設定

収益になりそうなキーワードを選定したら、ペルソナを考えます。

ペルソナとは、仮の顧客像のことです。

マーケティングでペルソナというと、年齢、性別、居住地、趣味などが出てきますが、アフィリエイト記事ではあまり意味がありません。

重要なのは、そのキーワードで検索している人が、具体的にどのような困りごとを持っているか?です。

たとえば、「●●(商品名) レビュー」というキーワードなら、検索した人が●●という商品について感じている困りごとや懸念を明らかにします。

これらをリサーチすることで、キーワードの背景にあるペルソナを明らかにできます。

ペルソナを設定して、ペルソナの気持ちになることで、読者目線に立った売れやすい記事を作れるようになるのです。

ペルソナのリサーチ方法については、以下の記事に詳細を解説しています。

ブログ記事のペルソナを設定する方法

アフィリエイト記事の見出し構成【テンプレート】

収益化できそうなキーワードを選定して、ペルソナを設定できたら、記事を執筆しましょう。

アフィリエイト記事の場合、ある程度パターンが決まっているので、そのパターンに沿って記事を書いていきます。

ここからは、「ランキング記事」「商品レビュー記事」「お悩み解決記事」の順で、見出し構成の見本を紹介していきます。

ランキング記事のテンプレート

アフィリエイト記事の中で、最も収益化しやすい記事です。

ランキング記事は企業公式サイトには作りにくい、アフィリエイト記事ならではの記事ともいえます。

ランキング記事の一般的な構成は、以下のとおりです。

  • 序文(イチオシ商品をこの時点で言及しておく)
  • ●●を選ぶときの5つのポイント(ランキングの根拠となる部分)
  • ●●をランキングで紹介(特徴、メリット、デメリット、おすすめの人など)
  • ●●の使い方
  • よくある質問
  • まとめ

人によっては、先にランキングを紹介して、後から選ぶポイントを書くこともあります。

商品レビュー記事のテンプレート

商品レビュー記事もアフィリエイト記事の中で、収益化しやすい記事の1つです。

なぜなら、レビューを見る人は買うことをほとんど決めていて、最後のひと押しが欲しくて記事を読んでいるからです。

レビュー記事の一般的な構成として、以下の構成があげられます。

  • ●●を実際に使ってわかったおすすめのポイント
  • ●●のメリット
  • ●●のデメリット(デメリットにはフォローも入れる)
  • ●●の口コミ・評判
  • ●●がおすすめなのはこんな人
  • ●●の申し込み方法
  • ●●の使い方(ここは別記事にしてもよいです)
  • まとめ

この記事も見出しの順番が前後することはありますが、構成要素としてはこれだけ書いておけば間違いないでしょう。

なお、レビュー記事で商品を売りたいなら、デメリットには必ずフォローを入れましょう。

たとえば、「●●のデメリットもありますが、**のメリットに比べれば微々たるものです」、「そのデメリットは、こういう使い方をすることで最小化できます」などとフォローします。

こうすることで、「たしかにデメリットはあるけど、自分にとっては大きなデメリットではないな」と感じてもらえるからです。

お悩み・不満解消記事のテンプレート

お悩みや不満を解消する記事も、アフィリエイトで売れやすい記事です。

特に読者が「そんなやり方あるとは驚きだ」と思ってもらえるようなやり方を紹介できると成約率は高くなります。

たとえば、以下のような構成が考えられます。

  • 序文(●●の不満を解消できる**という方法があると知っていましたか?)
  • ●●で解決できる理由
  • ●●を実際に試した結果
  • ●●の購入方法
  • ●●の具体的な使い方
  • よくある質問(ここで●●のデメリットをフォローする)
  • まとめ

お悩み・不満解消記事の場合は、ペルソナを深く理解することが不可欠です。

特にペルソナが潜在的に持っている懸念や不安を丁寧にフォローすることで、質の高い記事に仕上がります。

アフィリエイト記事を書くときのポイント

ここまでアフィリエイト記事のテンプレートを紹介してきましたが、記事を書くときに注意すべき点がくつかあります。

それは、以下4つです。

  • 競合が強いキーワードを避ける
  • 一次情報を書く
  • 分析とリライトを繰り返す
  • セールスライティングを盛り込む

それぞれ詳細を解説していきます。

競合が強いキーワードを避ける

いくら稼げるキーワードだからといっても、競合が強いキーワードで個人ブログが勝つのは難しいです。

たとえば、「転職サイト おすすめ」というキーワードは、相当な高収益を狙えるキーワードですが、初心者が上位をとれるキーワードではありません。

また、Googleが設定しているYMYLの領域(人生に多大な影響を与えるテーマ 例:医療分野など)では、専門家の見解が優先されるので、個人ブログで検索上位に表示されることはほぼ不可能です。

個人ブログでも戦えるかを判断するには、検索結果を実際に見るのがよいでしょう。

個人ブログでも戦えるキーワードには、以下の特徴があるからです。

  • 検索上位に個人ブログが多い
  • 検索上位に企業ブログが少ない(運営者情報を見て判断する)
  • 検索上位にYahoo!知恵袋がある(ニーズを満たせるブログが少ないと判断できるから)

記事を書く前に、必ず狙うキーワードをGoogleの検索窓に入れて検索結果を確認するようにしましょう。

一次情報を書く

一次情報とは、自分で試したり、行ったりして得た情報のことです。

たとえば、商品を使っているときの写真や使った感想などは、すべて一次情報です。

一方で、人から聞いた情報や、インターネット情報の情報などは二次情報になります。

一次情報が掲載されていると読者からの信頼性が高まり、記事に被リンクをもらえたり、SNSでシェアされたりする可能性が高くなります。

結果として、検索エンジンにも評価されやすい記事になるのです。

一次情報で不足している点を二次情報で補うのはよいですが、二次情報が主体の記事だとどうしても説得力が弱くなってしまいます。

分析とリライトを繰り返す

公開した記事を放置せずに、分析をしましょう。

そして、分析した結果を踏まえてリライトするようにします。

収益の上がる記事は、検索順位が1位上がるだけでも大きなインパクトを与えからです。

また、検索順位が変わらなくても記事内での成約率が高くなれば、収益を上げることにつながります。

ブログ記事の具体的なリライトの方法は、以下の記事で解説しています。

ブログをリライトする10の方法【適切なタイミングとともに解説】

セールスライティングを盛り込む

セールスライティングを盛り込むことで、読者が行動を起こしやすくなる記事になります。

セールスライティングを解説している本は多数あるので、それらの本を参考にしてもよいですが、私は3つのことだけを意識して書いています。

なぜなら、10も20もあるテクニックをすべて覚えるよりも、重要な3つに絞った方がラクに効果を出せるからです。

具体的な方法は、以下の記事で解説しています。

note(ノート)
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まとめ

以上、アフィリエイト記事の書き方について解説してきました。

アフィリエイト記事を書くときに注意すべき点は、キーワード選びです。

以下4種類のキーワードの中で、行きたい系、やりたい系、買いたい系のキーワードを選ぶことで収益に近づけます。

  • 知りたい系のキーワード:意味や特徴を知りたいときのキーワード
  • 行きたい系のキーワード:特定の場所への行き方を調べたいときのキーワード
  • やりたい系のキーワード:何かを始めたいときのキーワード
  • 買いたい系のキーワード:何かを買いたいときのキーワード

アフィリエイト記事には基本的なテンプレートがあるので、それに沿って書けばある程度の品質の記事は仕上がります。

実際に記事を書くときには、以下の点に留意しましょう。

  • 競合が強いキーワードを避ける
  • 一次情報を書く
  • 分析とリライトを繰り返す
  • セールスライティングを盛り込む
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