Webライティングを独学で勉強したいけど、何から始めればよいのだろう?
1文字5円以上で記事を書く副業ライターが、Webライティングを独学で勉強する方法を3つ解説していきます。
Webライターが勉強すべき3つのこと
Webライターが独学するときに、身につけるべきことは以下3つです。
- 記事を構成するスキル
- 記事に必要な要素を取材するスキル
- 文章をわかりやすく書くスキル
それぞれ詳細を見ていきましょう。
記事を構成するスキル
ライティングをするためには、テーマに対して記事の構成を考えるスキルが必要です。
ブログ記事の場合だと、テーマに対する記事タイトルを決めて、H2やH3といった見出しを作って、記事の大まかな構成をデザインするスキルです。
記事の良し悪しは、記事の構成によって決まります。
逆に構成が悪いと、いくらよい文章を書けても細かいところで支離滅裂になってしまい、「結局、何が言いたいのかわからない」という文章になってしまいます。
記事を構成する際には、論理的に物事を考える力も必要になってきます。
また、SEOの観点からも記事構成は重要で、記事の構成が検索順位に大きく影響することもあります。
構成をクライアントから提示してもらう場合は、自分で構成を考える必要はありませんが、それだといつまで経っても単価の低いライターのままになってしまいます。
したがって、記事を構成する力を身につけることは、単価を上げていくことにもつながります。
記事に必要な要素を取材するスキル
良質な記事を書くためには、取材が必須です。
取材による裏付けのある記事は、裏付けの少ない記事よりも信頼性が高いからです。
一般的に取材と言うと、現場に行ったり、対象者にインタビューをしたりすることだと思われますが、それ以外にも取材の方法はあります。
一般的に取材をする方法として、以下のようなものがあります。
- 記事の対象となる商品やサービスの公式サイトやニュースリリースなどを調べる
- 記事の対象となる商品やサービスの競合を調べる
- 記事に関連する公的機関の統計情報を調べる
- 記事に関連するネットの口コミや評判を調べる
- 記事に関連するアンケートをとったり、インタビューをしたりする
- 記事に関連する写真を撮って状況をまとめる
- 記事に関連する海外の類似事例を調べる
取材の手段を多様に持っている人ほどライターとしての価値は高いです。
特にお金のかかるアンケートや、一次情報を取るためのインタビュー、現場・現物の写真などは、価値の高い素材になります。
とはいえ、最初のうちからそこまで取材することは難しいので、まずは自分が書いたことを裏付ける情報が公的機関の情報やネット上の口コミにないかを確認する癖をつけるところから始めましょう。
文章をわかりやすく書くスキル
構成を決めて取材ができたら、記事を書いていきます。
内容を正確に伝えるためには文章をわかりやすく書くスキルが必要です。
中には読者を惹きつける面白おかしい記事を書ける人もいますが、そのような記事を書ける人はごくわずかです。
まずは、誤字脱字がなく正確で、冗長的でなく簡潔で、かつ論理的にまとまった文章を書くことを目指しましょう。
このような文章を書けるだけでも、十分にWebライターとして仕事を受注することができます。
独学でWebライティングを勉強する3つの方法
独学でWebライティングを勉強する方法は、3つあります。
- 本で勉強する
- 講座で勉強する
- 自分でブログを運営する
それぞれにメリット・デメリットがあるので、独学で学ぶ場合には、複数の方法を組み合わせて、互いのデメリットを補うことをおすすめします。
本で勉強する
Webライティングを独学で勉強するなら、本から学ぶのがおすすめです。
良質なテクニックを書いた本は、その本の構成・書き方自体も勉強の素材になります。
費用 | 1~2万円程度 |
メリット | 良書を読めば、要点が網羅的にわかる スキマ時間でも勉強できる |
デメリット | 知識は身につくが、実践的な経験が身につかない |
Webライティングの概要を学ぶのに適した本を2冊紹介します。
新しい文章力の教室
良い文章を作るためのテクニックが、NG例と改善事例を含めてわかりやすくまとめられた一冊です。
ライティング初心者はもちろんのこと、中級者になってからでも気づきがあるので、何度も読み返す価値のある本です。
文章の書き方を勉強したいという人に、最初におすすめしている本の1つになっています。
沈黙のWebライティング
Webライターの間で長く親しまれているWebライティングの基礎を書いた一冊です。
漫画・物語形式で話が進んでいき、話の随所にWebマーケティングやSEOの基礎が盛り込まれていて、読んでいるうちにWebマーケティングの概要を理解できる構成になっています。
「Webライティングとは、そもそも何のこと?」と思っている初心者が最初に読むべき本です。
Udemyの動画講座で勉強する
Udemyとは、世界で15万以上の講座を展開し、5万人以上の講師、約5,000万人の会員を誇る、教えたい人と、学びたい人をオンラインでつなげるプラットフォームです。
日本ではベネッセコーポレーションと資本提携を結んで、事業連携をしています。
Udemyでは、1つの講座を買いきって、好きな時間に講義動画を見ながら学習していきます。
費用 | 1万円程度 |
メリット | 本よりもわかりやすく学べる PCだけでなくスマホでも手軽に視聴できる |
デメリット | 動画だと時間がかかる(1講座あたり4時間くらい) |
Udemyの「コンテンツライティング」のカテゴリーには、90件以上の講座があり、述べ30万人以上の人が講座を視聴しています。(2022年4月現在)
1講座の値段は1~2万円くらいですが、1ヶ月に数回実施しているセール時に買えば、1講座1,500~2,000円くらいで購入できます。
実際にどのような講座があるかは、Udemyのコンテンツライティングコースをご確認ください。
自分でブログを運営する
自分でブログを運営することで、ライティングの能力を鍛える方法もあります。
費用 | 1~2万円/年 |
メリット | ・自分のアウトプットに対して世の中からフィードバックを受けられる ・試行錯誤しながらライティング能力を磨ける ・ライティングの仕事をとるときの実績にできる ・SEOの知識もアップデートできる ・ライティング以外のスキル(Webマーケティングなど)も身につけられる ・収益化することもできる |
デメリット | ・運営を軌道に乗せるのに時間がかかる ・結果を出すまでに時間がかかる |
ブログの最大のメリットは、ライティングスキルをアウトプットする場ができて、それに対するフィードバックを受けられることです。
私もこのブログを含めていくつかのブログを運営していますが、そこで培った経験はライティングの仕事をとるのに役立っています。
自分でブログを立ち上げて、下のグラフのようにアクセスを集められるようになると、それ自体がライティングの実績として使えるようになります。
さらに、作ったブログから収益を上げる方法もあるので、うまくいくとお金を稼ぎながら学ぶこともできます。
独学が難しいと感じるならスクールもアリ
独学なら安く済ませられるけど、やっぱりハードルが高い。。。
このように思う方は、Webライティングのスクールを受講するのもアリです。
ネット上で口コミの多いライティングスクールは、「ライティングハックス
ライティングハックス
ライティングハックスでは、記事タイトルや、見出し構成などの記事の基本的な書き方に加えて、SEOの基礎、取材記事の書き方、案件を獲得する方法など、Webライターとして独り立ちするための77本の動画がパッケージになっています。
動画を見て終わりではなく、記事の添削サポート(3回まで)があるほか、受講中から卒業後も含めて質問を無制限に受け付けてくるので、独学だけだと不安な人でも安心して学べます。
また、卒業生限定グループで仕事の斡旋もあるので、「スキルを学んでも、仕事をとれるかが不安」という方にも向いています。
価格は69,800円ですが、副業Webライターとして案件がとれるようになれば、2-3ヶ月で十分に元がとれる金額です。
内容が気になる方は、ライティングハックスの公式ページをご覧ください。
SHElikes(シーライクス)
SHElikes(シーライクス)は、女性専用のWeb系スクールです。
「悩みを率直に話せる女性と一緒に学びたい」
「女性ならではライフスタイルを理解してくれる人がまわりにいて欲しい」
こんなニーズを持った方におすすめです。
専門ライターを目指す人のためのWebライティングコースでは、ライティングのプロとして独り立ちできるスキルを学べます。
また、理想のライフプラン・キャリアプランを考えるコーチングや、ティーチング・アシスタントを交えた勉強会などがあります。
SHElikes(シーライクス)の公式サイトから、無料体験レッスンに申し込めます。
まとめ
以上、独学でWebライティングを勉強する方法でした。
- 本で勉強する
- 講座で勉強する
- 自分でブログを運営する
この3つを上手に組み合わせれば、Webライティングの基本となるスキルを十分に身につけることができます。
どうしても独学は厳しいと思うなら「ライティングハックス